更新日: 2025/10/03

大阪府でおすすめのキュービクル工事会社をご紹介します。

キュービクルは、施設や工場、マンションなどに電力を供給する上で不可欠な設備です。老朽化したキュービクルの交換や増設を検討する際には、キュービクルについての豊富な経験や知識を持つキュービクル工事会社に依頼するのがおすすめです。

しかし、大阪でキュービクル工事を検討する際、専門会社の数も多く、それぞれそれぞれの強みやサービス内容もさまざまなので、


  • ・どこの業者に頼んだらいいの?
  • ・どのような工事方法があるの?
  • ・なにを優先すればいいの?

といった疑問や課題が生まれるでしょう。そこで当サイトでは、大阪でキュービクル工事を検討している方の疑問や課題解決に役立つ情報をまとめてご紹介しています。

費用や納期、サポートなど、こだわりで選ぶおすすめのキュービクル工事会社や、キュービクル工事を実施するうえで知っておきたい情報のほか、WEBアンケートを実施して実際にキュービクル工事を依頼した方の口コミや評判についてもまとめてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。適切な工事会社を見つけ、安全で安心な電力供給を実現しましょう。

キュービクル工事について①

キュービクル工事会社を選ぶ際にどのような点を重視する?WEBアンケートで調査しました

キュービクル工事を検討している方の中には、最初にどんな業者があるのか調べるという方も多いのではないでしょうか。しかし闇雲に業者を探しても、結局どの業者を選べばよいか分からず、手間がかかってしまうという方も少なくありません。

そこで、まずはキュービクル工事会社を選ぶうえでチェックすべきポイントについて理解しておくとよいでしょう。当サイトでは、キュービクル工事会社を選ぶ際にどのような点を重視するかについてのWEBアンケート調査を実施したので、そちらもあわせて参考にしてみてください。結果は以下の通りです。

アンケート画像

第1位は「費用」でした。キュービクルの新設や交換には多額のコストがかかるため、費用を重視する方が多いという結果になりました。相場が分からないという方は、まずは複数の業者から見積もりを取り、希望する工事ではおよそどのくらいの費用がかかるのかを把握するとよいでしょう。

第2位は「安全性・工事品質」でした。安全性や工事品質について客観的に比較するのは難しいかもしれませんが、一例として、下請けを使わず自社で一貫対応しているかどうかをチェックするという方法があります。豊富な経験を持つ自社職人がすべての工程に責任を持って管理してくれる業者であれば、安心してお任せすることができるでしょう。

第3位は「短納期・対応スピード」でした。キュービクル工事では、工事期間中に停電を伴うことがありますが、その場合、業務や営業に支障をきたすことになるため、可能な限り短期間で対応してくれる業者を選んでおくと安心です。また、老朽化が進んでいるなどの理由で急を要する場合、豊富な在庫がある、即日での見積もり作成が可能など、工事開始までのスピードが早い業者を選ぶとよいでしょう。

アンケートの結果は以上です。ここからは、キュービクル工事会社の選び方についてより詳しく紹介します。

大阪のキュービクル工事会社選びのポイント

大阪のキュービクル工事会社選びのポイントの見出し画像

キュービクル工事は、建物の電気の安全を守る重要な作業です。しかし、専門的な内容が多く、どの会社に依頼すべきか迷うこともあるでしょう。キュービクルはメーカーによって製品仕様に大きな違いはないため、会社のサービス内容や対応力を比較することが重要です。ここでは、大阪でキュービクル工事会社を選ぶ際にチェックしたいポイントをご紹介します。

費用

多くの方が気になるポイントとして、費用について挙げられます。キュービクルの新設や交換には、まとまった費用がかかるため、まずは複数の会社から見積もりを取り、内訳を確認したうえで費用が適正か判断しましょう。

工事費のほかに、キュービクル本体の価格や運搬費、古い機器の処分費などが含まれているか確認することも重要です。自社でキュービクルを製作している会社であれば、中間マージンが発生しないためコストを抑えられる傾向があります。

納期

工事のスケジュールも重要なポイントのひとつです。工事期間中に停電を伴う場合、工場や施設の操業に影響が出る可能性があるため、できる限り短期間で工事を完了してくれる会社を選ぶと、工事の影響を最小限に抑えられるでしょう。

また、自社でキュービクルを製作している会社は、メーカーへの発注や納期待ちの時間が不要となるため、スピーディーな見積もり提示や工事が期待できます。現地調査後に即日で見積もりを提示してくれる会社もあるため、できるだけ早く対応してほしい場合は、このような会社に依頼するのがおすすめです。

対応面

キュービクル工事会社を選ぶ際には、工事の安全性やその後の対応も確認しましょう。経験豊富な自社職人が多数在籍している会社は、スムーズかつ安全な工事が期待できます。工事が短時間で済めば、電気機器の使用制限時間を短くできるメリットもあります。

さらに、24時間対応や迅速なアフターメンテナンスを提供している会社は、万が一のトラブル時にも安心です。また、キュービクルを箱ごと交換するのではなく、高圧機器などの必要な部分のみを改修・交換する提案ができる会社であれば、コストを抑えつつキュービクルを長持ちさせることにつながるため、柔軟な対応ができる会社に依頼しましょう。

ポイント

自社製作体制を持つ会社は、中間マージンや工期を抑えられる

自社職人による工事を行っている会社なら万が一の際にも迅速に対応してくれる

【大阪府】おすすめのキュービクル工事会社比較表

イメージ引用元:https://www.cubicle-partners.com/引用元:https://gearmix.co.jp/引用元:https://kawamura-elc.jp/
会社名株式会社キュービクルパートナーズ株式会社ギアミクス有限会社川村電機工業
費用製造~設置の一気通貫体制によりマージンがかからない+キュービクルの外枠を再利用する等により最安値での提案が可能コスト削減を第一に考え本当に取替えが必要な部品のみの交換&予算に合わせた工事計画を提案初期コスト0円ではじめられるリースプランを用意
対応スピード現地調査後、即日見積書提出可能+24時間電話受付対応記載なしお急ぎの方にはLINEにてスピード返信
営業時間24時間電話受付10時~19時9時~18時
詳細リンク詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら
公式サイト公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら

【大阪府】おすすめのキュービクル工事会社3選

株式会社キュービクルパートナーズ

株式会社キュービクルパートナーズの画像 引用元:https://www.cubicle-partners.com/

おすすめポイント

  • Point

    現地調査後、即日見積書提出可能

  • Point

    自社職人だからこその低価格を実現

  • Point

    完全オーダーメイドが可能

完全オーダーメイド!自社一貫体制による低コスト&スピード対応が強み

株式会社キュービクルパートナーズでは、現地調査後即日で見積もりの提示が可能なので、お急ぎの方におすすめのキュービクル工事会社です。キュービクルの外枠を再利用するなど価格を抑える工夫をしているほか、製造~設置まで一気通貫体制により中間マージンをカットしているため、再安値での工事が実現します。

株式会社キュービクルパートナーズの基本情報

対応スピード現地調査後、即日見積書提出可能+24時間電話受付対応
問い合わせ方法電話、メールフォーム、LINE
営業時間24時間電話受付
会社情報株式会社キュービクルパートナーズ
本社:大阪府羽曳野市栄町2-3

株式会社ギアミクス

株式会社ギアミクスの画像 引用元:https://gearmix.co.jp/

おすすめポイント

  • Point

    取り替えが必要な部品のみ交換

  • Point

    工事5年、製品2年の保証

  • Point

    官公庁・大規模施設など豊富な施工実績

負担の少ない工事計画で無駄なコストを削減!工事5年、製品2年の保証も完備

株式会社ギアミクスは、官公庁・大規模施設を含め豊富な施工実績を持つキュービクル工事会社です。日本全国で工事に対応しています。本当に取替えが必要な部品と予算に合わせた工事計画を提案してくれるので、無駄なコストの削減が可能です。アフターフォローとして、工事5年、製品2年の保証を用意しています。

株式会社ギアミクスの基本情報

対応スピード記載なし
問い合わせ方法電話、メールフォーム
営業時間10時~19時
会社情報株式会社ギアミクス
本社:大阪府東大阪市高井田本通3-5-4

有限会社川村電機工業

有限会社川村電機工業の画像 引用元:https://kawamura-elc.jp/

おすすめポイント

  • Point

    創業70年以上の老舗企業

  • Point

    初期費用0円で設置できるリースプランを用意

  • Point

    補助金獲得サポートあり

創業70年以上!初期費用0円のリースプランや補助金獲得サポートもあり

有限会社川村電機工業は、創業70年以上の歴史を持つキュービクル工事会社です。初期費用0円でキュービクルを設置できるリースプランを用意しているほか、補助金獲得のためのサポートもしています。工事と保安をトータルでサポートしており、窓口を一本化しているため、トラブル発生時にも迅速な対応が可能です。

有限会社川村電機工業の基本情報

対応スピードお急ぎの方にはLINEにてスピード返信
問い合わせ方法電話、メールフォーム、LINE
営業時間9時~18時
会社情報有限会社川村電機工業
本社:大阪府大東市三住町17-8

キュービクル工事について②

キュービクルとは?

キュービクルとは?の見出し画像

キュービクルとは、発電所から送られてくる高電圧の電気を、施設で使える電圧に変換する機械を収めた金属製の箱のことです。工場やオフィスビル、商業施設といった多くの電力を消費する建物では、安定した電力供給に欠かせない設備です。ここでは、そのキュービクルの役割や構造、導入する際のメリットと注意点を解説します。

キュービクルの基礎知識

キュービクルは、正式名称を「キュービクル式高圧受電設備」といい、JIS規格でも定められています。これは、電力会社から送られてくる6,600Vの高圧電力を受け入れ、施設内で使用可能な100Vや200Vに変圧し、配電するための設備です。キュービクルという名称は、立方体を意味する「キューブ」から派生した言葉であり、機器が金属製の箱に収められていることに由来しています。

このキュービクルは、電気を多く使用する施設に不可欠な設備です。具体的には、電力会社との電気供給契約が50kW以上となる工場やオフィスビル、商業施設、病院、学校といったさまざまな建物で利用されており、安定した電力供給を確保するために重要な役割を担っています。キュービクルは多くの場合、これらの建物の駐車場や屋上などに設置されています。

キュービクルの内部構造

外から見ただけでは単なる大きな箱に見えるキュービクルですが、その内部には多くの重要な機器が組み込まれています。キュービクルは、発電所から送られてくる高電圧の電気を施設内で使える電圧に変圧し、各機器に配電するための役割を担っています。

そのため、内部には変圧器や断路器、負荷開閉器、遮断器といった回路の開閉を行う機器が設置されているほか、過電流や短絡といった電気的な異常から設備を保護する継電器や保護装置、電力の品質を向上させ効率を高めるコンデンサも収容されています。さらに、電圧や電流をリアルタイムで監視するための計器類も不可欠です。

これらの機器は、電力会社の配電網から電気を受け取る「受電」、電気が使用できるように電圧を下げる「変電」、変電後の電気を配る「配電」という3つの主要な役割のために配置されています。そして、これらの複雑な機器がすべて丈夫な金属製の箱に一括で収納されているのが、キュービクル式受変電設備です。

機器がむき出しになっていないため、感電や火災のリスクが低減され、小動物の侵入も防ぐことができます。また、外部環境の影響も受けにくく、耐環境性にも優れているのも大きな特徴といえるでしょう。このように、キュービクルは多くの機器を効率的に集約することで、電力供給の安全性を確保し、安定した運用を支えるために必要不可欠な設備なのです。

キュービクルを導入するメリット

受変電設備には、機器がむき出しになる開放型と呼ばれるものもありますが、現在ではキュービクルが主流です。その理由のひとつは、安全性の高さにあります。機器が金属製の箱に収納されているため、小動物の侵入や風雨、日射の影響が少なく、感電などの事故リスクを低減できます。また、開放型に比べて感電事故のリスクが少なく、安全性が高いといえます。

次に挙げられるメリットは、設置やメンテナンスが容易であることです。キュービクルは工場で完成したものを現地に運び、組み立てと配線を行うため、開放型よりも工期を短縮できます。また、さまざまな機器が一つの場所に収められているため、点検やメンテナンスの手間も少ないことが大きな特徴です。さらに、更新時も工場で事前に制作した新しいキュービクルを丸ごと交換する方法がとれるため、更新にかかる時間を短縮でき、建物の停電時間を最小限に抑えることが可能です。

そして、コスト削減が可能であることも大きなメリットといえるでしょう。キュービクルを設置することで、低圧電力契約よりも電気料金単価が安く設定されている高圧電力契約が可能になり、電力コストを大幅に削減できます。また、コンパクトな設計のため、駐車場や屋上など比較的狭い場所にも設置できることから、新たに土地や専用の部屋を用意する必要がなく、建物や土地にかかる費用を削減することにもつながります。

キュービクル導入時の注意点

キュービクルを導入する際には、いくつかの注意点があります。まず、収納できる機器の大きさに限りがあるため、一般的に1,000kVAを超える大型の変圧器の収納は難しいとされています。そのため、施設の電力需要を考慮し、適切なサイズのキュービクルを選ぶ必要があるでしょう。

また、一度設計すると、将来的に設備を拡張する場合に大きな費用と時間がかかることがあるため、機器増設用の開閉器や空き回路、追加キュービクルのためのスペースなど、増設を見越した設計をしておくことが重要です。さらに、設置場所にも一定の基準があります。キュービクルは、建物の外部や専用の機械室に設置することが一般的で、消防法や建築基準法といった法規制に沿った対応が求められます。

加えて、キュービクルを含む自家用電気工作物を設置して使用する際には、電気事業法に基づく手続きが必要です。具体的には、使用開始前に経済産業省への保安規程の届け出が義務付けられており、電気設備の維持管理の責任者となる電気主任技術者を選任しなければなりません。これらの手続きを怠ると、コンプライアンス違反となるだけでなく、重大な事故を引き起こす可能性もあるため、適切な管理が不可欠です。

ポイント

キュービクルは、高圧電力を安全に低圧電力に変換・配電する設備

安全性の高さや設置の容易さ、コスト削減といったメリットがある

キュービクルの設置・交換に必要な届出や手続き

キュービクルの設置・交換に必要な届出や手続きの見出し画像

キュービクルの設置には法令に基づいたさまざまな届出や手続きが必要です。これらの手続きを怠ると、罰則や設備の使用停止措置を受ける可能性があり、電力会社との契約ができないこともあります。ここでは、キュービクルの設置や交換の際に必要な届出や手続きについてご紹介します。

経済産業省への届出

キュービクルを設置する場合は、電気事業法に基づき、経済産業省の出先機関である産業保安監督部への届け出が義務付けられています。具体的な届出は、おもに以下の2つです。

保安規程の制定と届出

保安規程とは、キュービクルを安全に管理するために定めるルールであり、保安の体制や定期点検の方法、災害時の対応などについて記載します。キュービクルの使用を開始するまでに「保安規程届出書」を提出し、受理される必要があります。また、保安規程を変更する場合も速やかに届け出が必要です。

主任技術者の選任と届出

キュービクルを使用する場合、工事や運用を監督する主任技術者を選任し、国に届け出る必要があります。主任技術者には、設備の規模に応じた電気主任技術者の資格が求められますが、万が一自社に資格保有者がいない場合は、外部の保安協会や電気保守会社に委託して選任してもらうことも可能です。主任技術者を選任したら「主任技術者選任許可申請書」などを提出します。

消防署への届出

キュービクルは火災リスクも伴うため、消防法に基づき、管轄の消防署への届出が必要です。具体的な届出は、おもに以下の3つです。

電気設備設置の届出と検査

キュービクル設置の7日前までに「電気設備設置届出書」を提出する必要があります。この届出を先に行わなければ、設置工事を行うことはできません。設置後には原則として消防署の検査を受け、合格することでキュービクルの使用が認められます。

非常電源としての届出

キュービクルを消防設備の非常電源として活用する場合、消防法第17条に基づく「非常電源設置届出書」の追加提出が必要です。この届出を行うことで、発電機などの非常電源設備を設置する必要がなくなるため、多くの事業所で採用されています。

建築確認時における消防同意

新築時にキュービクルを設置する場合は、建物の建築確認申請に関連して、消防署の消防同意を得る必要があります。これは、キュービクルの設置位置が、火災予防条例などで定められた建物との離隔距離などの基準を満たしているかを確認するためのものです。

ポイント

キュービクルの設置には、経済産業省への届け出と消防署への届け出が必要

それぞれ提出先や提出期限が異なるため、手続きを計画的に進めることが重要

キュービクルの交換が必要なケースとは?

キュービクルの交換が必要なケースとは?の見出し画像

キュービクルは、施設の電力供給に不可欠な設備であるため、安全な運用には適切な時期に交換することが重要です。キュービクルの交換時期は、おもに以下のようなケースが挙げられます。

まず、耐用年数が過ぎた場合です。キュービクルの法定耐用年数は15年と定められており、一般的に実用耐用年数は15年〜20年程度といわれています。ただし、実際の寿命は使用環境やメンテナンス状況によって大きく異なるため、定期的な点検で劣化や不具合の兆候が見られた場合は、早めの交換を検討しましょう。

次に、突発的な故障や不具合が発生した場合です。長年の使用により、キュービクル本体の劣化や破損、内部配線の腐食、遮断器の動作不良などが生じることがあります。また、外部からの原因でキュービクルが損傷し、使用できなくなることも考えられます。これらの不具合は、重大な事故や停電につながる可能性があるため、速やかに修理または交換が必要です。

そして、使用状況が変化した場合も交換が必要です。施設の増築や用途変更などにより、電気の使用量が増加した結果、既存のキュービクルの容量では対応できなくなることがあります。また、太陽光発電などの新しい設備を導入する際に、連携のために機能の追加が必要になる場合もあります。ただし、このようなケースでは、キュービクルの交換だけでなく、機器の追加や改修によって対応できる場合もあります。

また、1950年代から1970年代にかけて電気機器の絶縁油、熱媒体、感圧紙などに幅広く使用されていた「PCB(ポリ塩化ビフェニル)」が含まれた機器を使用している場合は、法に基づき2027年3月31日までに処分することが義務付けられています。

ポイント

耐用年数はあるが、状況によって寿命は異なるため適切な交換が必要

電力需要の変化や機能向上が必要な場合にも交換を検討する時期

キュービクルの設置・交換や保守点検の費用相場

キュービクルの設置・交換や保守点検の費用相場の見出し画像

キュービクルの設置や交換には多額の費用がかかるため、事前に相場を把握しておくことが重要です。費用はキュービクル本体の価格、設置工事費、その後のメンテナンス費用の3つに大きく分けられます。ここでは、それぞれの費用相場をご紹介するので、見積もりを取得する際などに参考にしてみてください。

キュービクル本体の費用

キュービクル本体の価格は、全体の費用のうちとくに大きな割合を占め、一般的に総費用の40%から60%を占めることが多いです。その価格はおもに、最大需要電力、外箱の仕様、付加機能の有無に応じて決定されます。

たとえば、100kW規模で200万円前後、200kw規模で350万円から450万円、300kWで550万円から650万円、500kWで1,000万円から1,200万円が相場です。これに加えて、屋外型は耐候性が必要なため、屋内型より高価になります。

また、地震に備えた耐震性の強化や、デマンド制御、太陽光発電との連動といった付加機能を追加すると、費用はさらに増加します。ほかにも、消防設備の専用受電設備として使用する場合にも、通常より高額になるケースがあります。そのため、正確な費用を知るためには、複数社に見積もりを依頼し、比較してみるのがおすすめです。

工事費用

キュービクル本体とは別に、設置工事にかかる費用は総費用の30%から50%程度を占めます。この費用には、キュービクルを設置するための基礎工事、搬入・設置作業、配線工事、接地工事、設置後の試験・調整などが含まれます。

工事費用は設置場所の条件によって大きく変動するため、具体的な費用を提示するのが難しい項目でもあります。たとえば、屋外で大型車両が横付けできる場所では安価に済みますが、地下室や屋上など搬入にクレーンや専用機材が必要な場合は高額になります。

また、都市部ではスペースや作業時間の制限から追加費用が発生することも珍しくありません。さらに、新築時ではなく既存の建物に設置する場合、工事が複雑になり費用が増えることもあるため、費用は大きく変わります。金額では100万円から1,000万円程度という幅になってしまうので、正確な工事費を知るには、必ず現地調査を伴う見積もりを複数社から取得しましょう。

メンテナンス費用

キュービクルは設置して終わりではなく、安全に運用するためにつねにメンテナンスが必要です。自家用電気工作物に位置づけられるキュービクルには、電気主任技術者による毎月または隔月の月次点検や年1回の年次点検が法令で義務付けられています。

これらの保安管理費用は、業者やキュービクルの規模によって異なりますが、月額数万円程度が相場です。たとえば、コンビニなどの小規模な施設では月1万円前後、大規模な工場やショッピングセンターなどの施設では月5万円から6万円が目安です。

また、メンテナンス時に不具合や劣化が見つかると、部品交換や修理の費用が別途発生します。部品交換の費用は数十万円から数百万円とさまざまです。なお、既存のキュービクルを交換する際は、新設よりも撤去費用や仮設費用などが加わるため、10%から20%程度高くなる傾向があります。

ポイント

キュービクル導入にかかる費用は、本体価格、工事費用、メンテナンス費用に分けられる

正確な費用相場を知るには、複数の専門業者に現地調査を依頼して見積もりを取得しよう

適正なキュービクルの設置・交換・運用をしよう

安定した電力の提供が必要な施設に欠かせないキュービクルの設置や交換、運用には、法律に関連する専門的な知識や技術が必要です。電気は利用する方の安全にも関わってくるものであるため、信頼できるキュービクル工事会社に依頼し、安心して設置や交換ができるようにしましょう。大阪にも数多くのキュービクル工事会社があるので、まずは複数社に見積もりを依頼し、内容や対応などが信頼できる会社に依頼してください。

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老朽化したキュービクルを放置すれば、故障や重大な事故につながるリスクが高まるため、定期的なメンテナンスや更新が欠かせません。


しかし近年は物価や人件費の高騰が続いており、キュービクル工事の費用も上昇傾向にあります。そのため予算の確保が難しい施設管理者や経営者は、老朽化の兆候を認識していても、なかなか工事に踏み切れないという課題が生じています。


また工事期間中の停電による事業活動への影響を懸念し、できる限り短期間で、安心して任せられる業者を探したいというニーズが高まっており、それに対応できるかどうかもキュービクル工事会社を選定する大きなポイントとなっています。

現地調査後即日で見積書を提出可能 キュービクルパートナーズの魅力とは?

【大阪府】おすすめのキュービクル工事会社比較表

イメージ引用元:https://www.cubicle-partners.com/引用元:https://gearmix.co.jp/引用元:https://kawamura-elc.jp/
会社名株式会社キュービクルパートナーズ株式会社ギアミクス有限会社川村電機工業
費用製造~設置の一気通貫体制によりマージンがかからない+キュービクルの外枠を再利用する等により最安値での提案が可能コスト削減を第一に考え本当に取替えが必要な部品のみの交換&予算に合わせた工事計画を提案初期コスト0円ではじめられるリースプランを用意
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