高圧受電設備のキュービクルと開放型の違いとは?

公開日:2026/05/15
キュービクルと開放型

高圧受電設備を設置する際には、キュービクル型と開放型のどちらを選ぶかで悩むケースが多くあります。それぞれにメリットとデメリットがあり、用途や設置環境によって適したタイプが異なるため、一概にどちらがよいとはいえません。そのため、両方式の特徴をしっかり理解したうえで、条件に合った受電設備を選ぶことが大切です。

キュービクルの特徴とメリット・デメリット

キュービクルとは、金属製の箱のなかに受変電に必要な機器をまとめて収納した高圧受電設備のことです。主に中規模程度の電力を使用する施設で導入されており、屋内・屋外のどちらにも設置できる柔軟性があります。コンパクトに一体化されているため、設置場所の自由度が高い点も特徴です。

メリット

メリットとしてまず挙げられるのは、安全性の高さです。機器が金属の筐体に収められているため、外部から直接触れることができず、感電などのリスクが低減されています。また、雨風や塵などの外的環境の影響を受けにくく、機器の劣化や故障が起こりにくい点も利点です。さらに、設備がコンパクトに設計されているため、広い設置スペースを必要としないのも魅力のひとつです。

加えて、キュービクルは工場であらかじめ組み立てられた状態で搬入・設置されるため、現場での施工が比較的短期間で済みます。その結果、工期の短縮や人件費の削減につながり、全体的なコストを抑えやすいというメリットもあります。品質面においても工場生産によって一定の基準が保たれるため、安定した性能を期待しやすいです。

デメリット

一方でデメリットもあります。あらかじめ完成されたユニットとして設置される構造上、導入後の機器交換や増設がしにくい点が課題です。設備の変更や拡張を行う場合には、既存の構成に制約があるため、手間やコストがかかることがあります。そのため、将来的に電力使用量が増える可能性がある場合には、初期段階で余裕をもった設計を行うことが重要です。

開放型の特徴とメリット・デメリット

開放型の高圧受電設備とは、パイプや鋼材によるフレーム構造のなかに、変圧器や遮断器、計器類、コンデンサなどの機器を個別に設置する方式の受電設備です。主に大きな電力を必要とする工場などで採用されるケースが多く、基本的には屋内に設置される点が特徴です。

メリット

メリットとしては、まず機器が露出した構造であるため、各設備の状態を目視で確認しやすく、点検やメンテナンスが比較的容易であることが挙げられます。また、設置スペースに余裕がある場合には、設備の増設やレイアウト変更にも柔軟に対応しやすいという利点があります。運用面での拡張性や保守性の高さは、長期的な設備管理において大きなメリットです。

デメリット

一方でデメリットも多く存在します。まず、設備全体に広い設置スペースが必要となるため、設置場所の確保が課題となります。また、現場で機器をひとつひとつ組み立てて設置する方式のため、工期が長くなりやすく、それに伴って工事費用も高額になりがちです。

さらに、施工品質が現場作業者の技術力に左右されるため、仕上がりにばらつきが生じる可能性もあります。安全面においても注意が必要で、充電部が露出している構造のため、感電リスクが比較的高い点が挙げられます。また、屋内設置が基本とはいえ、直射日光や風雨、塩害などの環境要因による劣化や故障のリスクも完全には避けられません。

選ぶ際のポイントと注意点

高圧受電設備を選定する際には、設置環境や用途に応じた適切な方式を選ぶことが重要です。

キュービクルがおすすめの場合

まず、設置スペースが限られている場合には、キュービクルを選ぶことで限られた空間を有効に活用できます。機器が一体型の筐体に収められているため、省スペースで設置できるだけでなく、安全性の面でも優れており、外部からの接触リスクを抑えられます。そのため、都市部の建物やスペース制約のある施設などではとくに有効な選択肢となります

開放形がおすすめの場合

一方で、敷地にじゅうぶんな余裕があり屋外設置も可能な場合には、開放形がおすすめです。機器へのアクセス性が高く、点検やメンテナンスがしやすいというメリットを活かせます。設備の増設やレイアウト変更にも対応しやすいため、将来的な拡張を見据えた運用にも適しています

法令・各種基準を遵守することが不可欠

また、いずれの方式を採用する場合でも、電気設備に関する法令や各種安全基準を遵守することが不可欠です。とくに高圧設備を扱う場合は、感電事故や設備トラブルを防ぐための安全対策が重要となり、設計段階からじゅうぶんな配慮が求められます。定期点検や保守体制の整備も含め、長期的に安全かつ安定した運用ができるようにすることが大切です。

まとめ

高圧受電設備にはキュービクルと開放型という2つの代表的な方式があり、それぞれに明確な特徴とメリット・デメリットがあります。キュービクルはコンパクトで安全性が高く、省スペースかつ短工期で導入できる一方、増設や仕様変更にはやや不向きです。一方、開放型は機器へのアクセス性が高く、メンテナンスや拡張性に優れている反面、広い設置スペースや高い施工技術が必要となり、工期やコストがかかりやすいという課題があります。このように、どちらが優れているかは一概には決められず、設置環境や将来の運用計画によって最適な選択肢は変わります。そのため、設備の特徴を正しく理解し、法令や安全基準を守りながら、自社の用途や規模にもっとも適した方式を選ぶことが重要です。

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イメージ引用元:https://www.cubicle-partners.com/引用元:https://gearmix.co.jp/引用元:https://kawamura-elc.jp/
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